界面活性剤⑨ 石鹸とは?

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昔からある界面活性剤に石鹸があります。

石鹸は、陰イオン界面活性剤の一種です。

今回は、石鹸とは?についてお話しいたします。

2つの製造方法

石鹸の製造方法には2つあります。

ケン化法
中和法

従来はケン化法で作っているケースが多かったですが、最近は中和法で作られています。

中和法は、大量生産に向いているからです。

脂肪酸がポイント

石鹸は、脂肪酸を使ってつくっています。

この脂肪酸の種類によって、石鹸の性質は異なります。

どのような脂肪酸を使っているのかで、石鹸の洗浄力水の溶けやすさが変わります。

脂肪酸の違いは、親油性の炭化水素によって決まります。

つまり、炭化水素が多い脂肪酸で作った石鹸なのか?炭化水素が少ない脂肪酸で作った石鹸なのか?が重要になります。

炭化水素の量

炭化水素の量が多い脂肪酸で作った石鹸は、水に溶けにくいですが油汚れに強くなります。

一報、炭化水素の量が少ない脂肪酸で作った石鹸は、水に溶けやすく油汚れに弱くなります。

たとえば、牛脂(ステアリン酸)で作った石鹸は非常に油汚れに強いですが、水に非常に溶けにくいです。

たとえば、ヤシ油パーム油(ラウリン酸・ミリスチン酸など)で作った石鹸は水に溶けやすいですが、牛脂で作った石鹸に比べ洗浄力が劣ります。

一度、普段使っている石鹸がどのような脂肪酸を使っているのかを、確かめてみるのも良いですね。

添加剤

石鹸には、脂肪酸のにおいを和らげるために、添加物を加えたりします。

化粧系の石鹸には、染料を加えているものまであります。

石鹸の脂肪酸がカビたりしないように、保存料を添加しているケースも多いです。

添加物が少ない方が良いです。

しかし、無添加だと使用者が石鹸の扱いに注意しないと腐敗したりしますので、注意が必要です。

まとめ

今回は、石鹸とは?についてお話しいたしました。

石鹸といっても色々な石鹸があります。どのような脂肪酸を使っているのかで、石鹸の性質も変わります。

添加剤を加えた石鹸も多く、脂肪酸のにおいを和らげたり、腐敗を防いだりしています。

あなたが普段使っている石鹸の脂肪酸の原料を確かめてみるのも、面白いかもしれませんね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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