界面活性剤③ 乳化作用とは?

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界面活性剤の特徴の一つに乳化作用というのがあります。

界面張力を下げることで、クリームのように水と油が混ざるようになります。

今回は、乳化作用とは?についてお話しいたします。

乳化作用って何?

乳化とは、文字通り牛乳のように濁っている状態です。

通常、水と油は分離します。

そこに洗剤液を垂らし、ぐるぐる混ぜると水と油は濁った状態になります。

油の周りに界面活性剤がくっつくことで、このような状態になります。

パッと見は濁っているように見えますが、実は油の周りを界面活性剤が覆って濁りの状態を作っているのです

牛乳も乳化作用

乳化作用は自然にも起こります。

身近な例は牛乳です。

牛乳は、乳脂肪(油成分)と水の乳化現象です。

通常は、乳脂肪と水は混ざりません。

カゼインなどのたんぱく質が界面活性剤の役割を演じ、乳化作用を起こします。

乳化作用のメカニズム

乳化作用は、界面活性剤が油成分を覆うことで起こります。

しかし、油成分が大きい状態では乳化作用は起こりません。

界面活性剤で、表面張力を小さくすることで、乳化作用を起こします。

つまり、表面張力を小さくし、油滴の状態にし、その周りを界面活性剤が付着し、小さな粒子の状態にします。
その状態が安定的になった状態が、乳化している状態です。

だから油汚れが落ちる

要するに、水の中に油汚れを包み込むことで、汚れを落ちやすくします。

もちろん、通常は水と油はまざりません。

しかし、界面活性剤を通して混ざりあうことができるのです。

洗剤にはこのような仕組みを持っているので、油汚れを落とすことができるのです。

まとめ

今回は、乳化作用とは?についてお話しいたしました。

乳化作用とは界面活性剤の特徴の一つです。

乳化作用によって、油汚れを落とすことができます。水と油を混ぜ汚れを落ちやすくします。

乳化の現象は自然にも起こりえ、牛乳などが有名です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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